研修・会議
第5回国際自殺対策フォーラム 開催レポート
2021年2月 5日
国際自殺対策フォーラムは2017年1月に第1回が開催されて以来、日本の自殺対策の最新の情報を世界に発信するとともに、世界の自殺対策の最前線で活躍する研究者を招聘し、グローバルな観点から自殺対策の課題を討議することを目的にして参りました。
第5回の国際自殺対策フォーラムは「グローバルな観点から見た国家自殺対策~COVID-19 パンデミック下の世界の課題~」というテーマで開催いたしました。基調講演者として、いのち支える自殺対策推進センター代表理事の清水康之氏、シンポジウム講演者として韓国の自殺予防センター長のペク・ジョンウ氏、フランスのパリ大学教授のファブリス・ジョラン氏、デンマークのLiveslinien代表のイエベ・トリステン・トフト氏、いのち支える自殺対策推進センター長の本橋豊氏が登壇しました。
第5回のフォーラムでは、COVID-19パンデミック下の各国の現状と自殺対策の課題について情報が提供され、活発な質疑応答が行われました。COVID-19パンデミックは世界各国で自殺問題への影響が懸念されており、それぞれの国の実情に応じた対応が求められると同時に、共通の課題解決に向けた情報共有と連携の強化が必要であることが明らかになりました。
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