啓発・提言等

【自殺対策強化月間】中高年男性の自殺対策のための啓発コンテンツを作成

2023年3月 1日

悩みを抱える中高年男性に特化したゲートキーパーの啓発コンテンツを作成

2022年の自殺者数は2万1843人(暫定値)と、2年ぶりに増加し、特に中高年男性の増加が顕著でした。

加えて、例年3月に中高年男性の自殺者数が増加する傾向にあることから、JSCPは自殺対策強化月間に合わせて、悩みを抱える中高年男性に特化し、周囲が対応する際のポイントなどを紹介する啓発コンテンツ「中高年男性の自殺が多いことを知っていますか? ~あなたの声がけで、救われる人がいるかも知れません~」を作成しました。

死にたいと考えるほど悩んでいる人に気づき、声をかけられる「ゲートキーパー」を、一人でも増やすための取り組みです。

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制作協力:石橋智晴

全国の地域自殺対策推進センターにも活用をよびかけ

このコンテンツでは、つらい気持ちを抱えていても周囲に助けを求めづらい傾向がある中高年の男性に対し、「まずは体調面を聞く」「自分から先に弱音を吐く」など、声かけの方法を紹介しています。
JSCPは、本コンテンツを全国の地域自殺対策推進センターにも提供し、Twitterや印刷物の配布等で周知・活用いただくことを呼びかけました。

ほか、皆様の周りでも、「口数が減った」「眠れていない」など、様子の変化が気になる方がいたら、こちらのコンテンツをご覧いただき、声をかけてみてください。

自治体、民間団体の皆様へ:ご活用方法について

  1. 地域の相談窓口のQRコードを貼付
    コンテンツの下段中央のコマ「1人で背負わずに、必要に応じて、相談機関等につないでください」の右上部分にスペースがあります。
    よろしければそちらのスペースに、相談窓口ページURLのQRコードを張り付けて、ご活用いただければ幸いです。
  2. Twitterでの配信や印刷物での配布等での周知等、自由にお使いください

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