啓発・提言等

第7回 自殺報道のあり方を考える勉強会 ~基礎から分かる! 報道で「するべきこと」とは~

2024年6月27日

開催概要

日  時:令和6年7月18日(木) 13時30分14時30分
対  象:メディア関係者、プラットフォーム事業者等
形  式:オンライン(Zoomウェビナー)
参 加 費:無料
申し込み:
下記URLまたはQRコードから
 https://forms.office.com/r/UPVc4Su7bU7月16日(火)17時締め切り

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 ■プレスリリースはこちら


プログラム

時 間 プログラム内容 登 壇 者
13:30 自殺に関する基礎知識 ―日本の自殺の概況 清水康之(JSCP代表理事)

データで解説 近年の自殺報道の影響

―ウェルテル効果は、いつ起きたのか

谷貝祐介(JSCP分析官)

自殺の「手段」等は、なぜ詳報してはいけないのか?

―国内外の研究・事例から

反町吉秀(JSCPセンター長補佐、医師)

ウェルテル効果を防ぐために

―WHO自殺報道ガイドライン「するべきこと」「してはいけないこと」

山寺香(JSCP広報室長) 
質疑応答
閉会
14:30 終了後アンケートのご記入


登壇者の略歴

清水康之(しみず・やすゆき) 
JSCP代表理事。1972年、東京生まれ。1997年、NHKに報道ディレクターとして入局。自死遺児たちを1年がかりで取材し、「お父さん、死なないで ~親が自殺 遺された子どもたち~」(クローズアップ現代)を放送。2004年にNHKを退局し、NPO法人「自殺対策支援センターライフリンク」を設立。「自殺対策基本法」成立の原動力にもなった。2019年、一般社団法人いのち支える自殺対策推進センターを設立。


谷貝祐介(やがい・ゆうすけ)
JSCP分析官。1993年、茨城生まれ。2014年より、早稲田大学人間科学部および同大学院にて、熟練のリズム運動を支える身体協応に関する研究に従事。博士(人間科学)。2021年より、株式会社ARISE analyticsにて、通信会社向けの施策効果検証業務に従事。因果推論や機械学習を含む幅広い分析を経験したのち、202312月より現職。

反町吉秀(そりまち・よしひで)
JSCPセンター長補佐。京都府立医科大学卒。東京都監察医務院、大阪府監察医事務所にて、10年余り監察医として自殺で亡くなられた方の検案に従事。京都府立医科大学法医学講師、カロリンスカ医科大学公衆衛生学部客員研究員、青森県庁健康福祉政策課副参事、上十三保健所長等を歴任。2016年自殺総合対策推進センター地域連携推進室長。2018年より青森県立保健大学教授。2020年よりJSCP兼務。


山寺香(やまでら・かおる)

JSCP広報室長。元新聞記者。2003年に毎日新聞社入社、仙台支局、東京本社・夕刊編集部、同・生活報道部、さいたま支局、東京本社・くらし医療部にて自殺対策や子どもの貧困問題、児童虐待問題などを取材。20213月に退職し、同4月にJSCP入所。著書に、少年事件の背景にあった貧困・虐待問題に迫ったノンフィクション「誰もボクを見ていない~なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか~」(ポプラ文庫)。


その他

なお今回の勉強会は、過去6回の「自殺報道のあり方を考える勉強会」の要点を凝縮してお伝えするため、過去の勉強会の内容と重複する部分があります。あらかじめご了承の上、お申し込みをお願い致します。 今回は、以下のような方々に特に適した内容となっております。

◇自殺報道について、基礎から最新の動向まで短時間で知りたい(あるいは、おさらいしたい)

最新のWHOガイドライン(2023年版)の概要を知りたい

◇新人研修や部門研修の一環として

◇人事異動などで、自殺報道への配慮が必要なポジションに新たに就いた

皆様のご参加を、お待ちしております。

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過去の勉強会レポート
【特集】JSCPの「自殺報道」に関する取り組み