研修・会議

「第1回 『オンライン形式のわかち合いの会』運営スタッフ研修 ~遺族にとって安心・安全な環境作りとは~」を開催(研修動画・受講者アンケートあり)

2021年10月13日

いのち支える自殺対策推進センター(JSCP)は2021918日(土)、「第1回 『オンライン形式のわかち合いの会』運営スタッフ研修 ~遺族にとって安心・安全な環境作りとは~」をオンラインで開催しました。JSCPとして自死遺族等支援団体を対象とした研修は初めての実施となり、グループワークも含めた内容のため参加人数に制限があったのですが、参加申し込みの受付直後から当初の定員を大きく上回るお申込みをいただき、急遽定員枠を拡大して対応しました。全国で自死遺族等の「わかち合いの会」を運営している49団体から計78人が参加しました。(式次第は、こちら

本研修は、今年度末までに今回を含め計4回の開催を予定しています。

第1回研修時の動画を公開しています

<第一部:講義編>の研修動画はこちらからご覧いただけます。
※第2回以降の研修の参加には、上記の動画を視聴いただく必要があります。

本研修の目的と第1回の内容

本研修は、新型コロナウイルスの影響で多くの団体等が「対面形式のわかち合いの会」の開催自粛や活動の縮小を余儀なくされる中、感染のリスクを避けるだけでなく遠隔地からの参加等が可能になるなど「対面形式のわかち合いの会」の課題を解決できる可能性がある「オンライン形式のわかち合いの会」について、基本的な考え方や運営のノウハウを実践例から学ぶことを目的としています。また、「オンライン形式のわかち合いの会」がもたらす新たな可能性について、参加者の皆様と共に考え模索する場とすることを目指すものです。

初回研修会は2部構成で行われ、前半の「第一部:講義編」ではJSCP代表理事の清水康之が、「自死遺族支援等の枠組み」と題して、自殺対策や自死遺族支援において、自死遺児たちみずからが切り開いてきた「道」などについて語りました。次にJSCP自死遺族等支援室長の菅沼舞が「全国の自死遺族等支援団体の実態報告」と、「オンライン形式のわかち合いの会」の運営のポイント等について説明した後、全国自死遺族総合支援センターの杉本脩子代表が「利点と課題」について、日本グリーフ専門士協会の井手敏郎代表理事らが参加者にとって安心・安全な環境を作るための実践的なスキルについて講演しました。

「第二部:実践編」からは参加者を40人に絞り、8つの小グループに分かれて「オンライン形式のわかち合いの会」を疑似体験しました。講師らがファシリテーターを務め、普段は会を主催・運営する立場の方たち(研修参加者)が、オンライン形式の分かち合いの参加者の立場となり自らの経験や思いを語る体験をしました。また講義を踏まえ、オンラインでも話を聴いていることが話者に伝わる聴き方を実践しました。

受講者アンケートの内容(詳細はこちら

研修終了後のアンケートには、「今後オンライン形式の会を実施してみたい」「支援団体同士が交流できる貴重な機会ともなった」などの感想が多く寄せられました。第2回~4回の研修会は11月~2022年3月に「わかち合いの会」の対象者(大人、若者、子ども)別に実施予定で、さらに具体的な運営ノウハウ等の習得を目指します。

次回以降の開催概要(参加お申込み案内等)はこちら

バタフライハグ.png

研修の最後に、自分で自分を抱きしめる「バタフライハグ」で心を落ち着かせる参加者ら
(参加者の同意を得て写真撮影を行いました)