研修・会議
「第1回 生きることの包括的支援のための基礎研修」 を開催しました
2021年10月 4日
いのち支える自殺対策推進センター(JSCP)は2021年9月17日、都道府県や市町村の自殺対策担当者・関係者を対象とした「第1回 生きることの包括的支援のための基礎研修」をオンラインで開催し、約400人が参加しました。
自殺対策は「生きることの包括的支援」として幅広い分野・領域と連携しながら、自殺に追い込まれることのない地域づくりとして推進するものです。「生きることの包括的支援のための基礎研修」は2021年度中に全6回(テーマ別)の開催を予定しており、地域で「生きることの包括的支援」として自殺対策を推進するために必要な「事業企画の立案」や「支援技術の理解」に役立てていただくことを目的としています。初回である今回は、JSCP代表理事の清水康之が、生きることの包括的支援としての自殺対策とはどのようなものかを解説し、その全体的な見取り図を示しました。(初回研修のポスターはこちら)
「生きることの包括的支援について(総論)」と題した講演で清水は、「『生きることの包括的支援』は、自殺対策を総合的に進める上で最も重要なキーワード」として、以下の3点について詳しく説明しました。
- 現代日本社会における自殺の捉え方(自殺問題を正確に見立てるには)
- 「生きることの包括的支援」の考え方、理念、枠組み
- 地域において「生きることの包括的支援」をどのように実践すべきか
2回目以降の研修では、様々な現場で「生きることの包括的支援」に取り組む方々から、地域での実践をご報告いただく予定です。10月14日開催の第2回研修では、「生きることの包括的支援と生活困窮者自立支援について」と題し、滋賀県野洲市と神奈川県座間市のご担当者様にご講演いただくことになっています。
※研修の詳細は、後日別途「レポート」を公開予定です。
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