研修・会議
「令和4年度 Zoomコンシェルジュ ~自殺対策担当 対人支援職等の交流会~」を開催しました
2022年10月25日
JSCP地域連携推進部は令和4年9月29日(木)10時~11時30分、全国の自治体で自殺対策の対人支援に携わる担当者を対象とした「Zoomコンシェルジュ ~自殺対策担当 対人支援職等の交流会~」を開催しました。
定員(50名)を上回る申し込みがあり、全国の都道府県と市区町村から保健師や看護師、精神保健福祉士ら70名が参加しました。アドバイザーとしてお招きした新潟市の保健師・丸山光子氏、稲敷市の精神保健福祉士・橋本大河氏、大津保健所の公認心理師・奥田由子氏を交え、活発な意見交換が行われました。
zoomコンシェルジュに臨む、JSCP地域連携推進部の職員ら
zoomコンシェルジュは、自治体の自殺対策担当者が直面しがちな課題をテーマに、オンラインで気軽な意見交換を行う交流会です。JSCP職員と自治体担当者、あるいは自治体担当者間での、顔の見える関係づくりを促進するのが目的で、令和4年度の開催は2回目です。これまでに、地域自殺対策計画の策定、広報・啓発などをテーマに開催してきましたが、対人支援をテーマとしたのは今回が初めてです。
交流会では、「相談者から死にたいと言われた時にどうしたらよいか」「長時間または頻繁に電話を掛けてくる方への対応」「警察・消防・関係機関から情報提供があった自殺未遂者の方で、本人や家族の同意が取れない場合の支援」などについて活発な情報交換が行われました。特に、一部自治体で実践されている消防署と自治体が自殺未遂者等の情報について共有フォルダーを作成し、連携しながら支援する取り組みには多くの関心が集まりました。
事後アンケートには「気軽に意見交換ができてよかった」「オンラインでの交流会は参加しやすいので、次回も開催を望む」等の声が多く寄せられました。今後も引き続き、顔の見えるネットワークの構築をめざしてzoomコンシェルジュを開催して参ります。
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