研修・会議
【開催レポート】令和7年度「地域自殺対策推進センターブロック研修会」
JSCPは、各都道府県・政令指定都市に設置されている地域自殺対策推進センター(以下、地域センター)を対象に、全国を6ブロック(北海道・東北、関東、中部・北陸、近畿、中国・四国、九州・沖縄)に分けて、ブロック研修会を開催しています。この研修会は、自殺対策のエリアマネージャーとしての役割を担う地域センターが、管内市区町村や行政区等の地域支援者を支援する際に直面する課題について共有し、各種の取り組みに関する意見交換を行うものです。今年度は10月2日から11月11日にかけて、対面集合形式で開催し、6ブロックで計104人の方が参加されました。
地域センターの職員は、事務職や専門職(保健師・公認心理師・精神保健福祉士など)で構成され、経験年数等も様々です。異なる職種の交流を通じて新たな視点を得られるよう、今年度もグループワークなど行いました。当日は、市町村支援の課題や難しさを共有して対応策を検討したり、他制度の活用も含めた支援方法や予算などについて議論しました。
研修会終了後のアンケートでは、「グループワークを通じて他自治体の取り組みや課題を共有したことで、知見を広げることができ、有意義な機会となりました」、「自殺対策は単独の施策ではなく、生活困窮・DV ・教育など、包括的な連携が不可欠であると改めて認識しました」、「経験年数の長い方からの話が聞けたのが参考になりました。これで良かったと思え、元気をもらえました」などの意見が寄せられています。
一方で、「他自治体の予算の取り方や本庁への要求のノウハウなど、具体的にもっと知りたいと感じました」、「地域自殺対策推進センターの役割や連携、柔軟な仕組みや予算の活用等についての考え方は理解しましたが、人員や組織体制、地域資源等、担当者では改善できない課題が大きく、実行できるか、不安を感じています」などの意見もありました。
JSCPではこうした意見を踏まえつつ、次年度以降の研修会の企画・運営に反映することで、地域における自殺対策の推進を支援していきます。






