1. HOME
  2. SPECIAL
  3. 黄川田仁志・こども政策担当大臣がJSCPを視察

黄川田仁志・こども政策担当大臣がJSCPを視察

2026年8月18日、黄川田仁志・こども政策担当大臣がJSCPとNPO法人自殺対策支援センター・ライフリンクを視察しました。こども・若者の自殺が深刻な状況となっているなか、学校の夏休み明け前後にこどもの自殺が急増することを踏まえて自殺対策の現場を訪問。具体的な取り組みに触れるとともに意見交換などを行いました。
視察に先立ち黄川田大臣は、「日本は先進国で唯一、こどもたちの死因の1位が自殺であり、以前から解決しなければならない喫緊の課題だと思っていた。そういう中で昨年こども政策担当大臣となったが、残念ながら過去最多の538人が自ら亡くなるという事態となり、これは何とか手を打たなければならないと強い思いを抱いている。今日は自殺のリスクに直面する人たちに対してさまざまな形でアプローチしていただいている現場を見せていただきたい。生きることの包括的な支援という考え方は非常に大切な視点。こども家庭庁の体制も包括的な支援という視点で改革をしていきたいと考えている。そのための示唆をいただければ」と挨拶。その後、地域自殺実態プロファイルの提供をはじめとする自治体支援や調査研究などJSCPの取り組みについて説明を受けるとともに、ライフリンクが行っている相談支援やオンラインの居場所「かくれてしまえばいいのです」などの現場での応対を視察しました。

photo-minister-kikawada-hitoshi_260903.jpg
JSCPを視察のため訪れた黄川田仁志・こども政策担当大臣(中)と代表理事の清水康之(右)

視察後の記者会見で黄川田大臣は概要を報告するとともに、今年新たに設定した「こども・若者の自殺対策集中取組期間」について説明。こども家庭庁では、こどもや若者の自殺が長期休暇明け前後に増加する傾向を踏まえ、8月20日から9月9日までの3週間を「こども・若者の自殺対策集中取組期間」と位置づけ、集中的な啓発活動を実施することにしました。この取り組みの一環として、①ショート動画による大臣からのメッセージを作成、②声優のファイルーズあいさんを起用し、夏休みが終わるのが憂鬱と感じるこどもに向けたメッセージ(音声広告)を配信、③内閣府孤独・孤立対策推進室の取り組みとして、8月26日~9月4日まで電話、チャット、メールによる臨時の相談窓口を開設--を実施。①では、こども向けに「今、つらい気持ちを感じているあなたへ」「友達の様子がいつもとちがうと感じたら」の2本、大人向けに「私にも、できることがある」1本の計3本を作成しました。このほかイラストレーターじょじむらさんのイラストを使った広報動画(「夏休みが終わってほしくない時に見る動画」)や、こども・若者向けのカード・ステッカー・ポスター、大人向けのゲートキーパー啓発動画なども公開しています。

■ 大臣メッセージはこちらに掲載されています