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IASPが作成した世界自殺予防デーのテーマ(2024-2026)とポスター日本語版を公開しました
2024年から2026年のテーマは、「いま、自殺に対する見方を変えるとき(Changing the Narrative on Suicide)」です
自殺に対する見方を変える(Changing the narrative on suicide)とは、この複雑な問題に対する私たちの認識そのものを変えていくことです。沈黙と無理解の文化から、開かれた対話と共感、そして支援の文化へと移行することを意味します。このテーマは、個人、地域社会、組織、政府が、自殺や自殺関連行動に関してオープンで誠実な対話を行うよう促すことを目指しています。こうした重要な対話を始めることで、私たちは障壁を取り除き、意識を高め、理解と支援に満ちたより良い文化を育むことができます。
自殺に対する見方を変えるには、制度的な変革が必要です。それは、メンタルヘルスを重視し、支援を利用しやすくし、助けを必要とする人たちを支援するための、多分野にわたる政策を推進することです。また、自殺の複雑な背景をより深く理解し、科学的根拠に基づいた介入策を開発するための研究に投資することです。
自殺に対する見方を変えるとは、苦しんでいる人たちへの共感と思いやりを育むことです。自殺念慮や自殺への衝動は計り知れない痛みや苦悩の表れである一方で、自殺念慮について話すこと自体が自殺念慮を強めたり新たに生じさせたりすることはない、と理解することです。さらに、決めつけずに耳を傾け、助けの手を差し伸べ、適切な支援へとつなげていくことです。
自殺に関わる当事者経験のある人たちにとって、自殺の問題に対する関心の高まりが負担に感じられる可能性があることを私たちは認識しています。重要なのは、世界自殺予防デーが、意識を高め、変化を促すための日であると同時に、当事者経験のある人たちに、支え合いのあるつながりの中で理解されているという安心感を届けるための日であることを認識することです。
自殺予防に関する理解や意識がどの段階にあるかは、国や地域、個人によってさまざまです。いま、どの段階にあっても、世界自殺予防デーに関わる方法は数多くあります。私たちは、誰もが有意義な形で参加できるよう、さまざまな活動やリソースを用意しています。自殺予防について学び始めたばかりの人も、すでに積極的に関わっている人も、それぞれに、この重要な取り組みに貢献し、これを支える機会があります。
■ IASP 国際自殺予防デーのテーマのページはこちら
ポスター「互いに支え合う時間にしよう(Take Time to Reach Out)」
気になっている周りの人に声をかける、話を聞く、といったちょっとした行動で、人はつながりを感じることができます。そしてそのつながりが、いのちをつなぐ希望になるかもしれません。また、自殺願望があるかどうかを聞くことも躊躇しないでほしいということです。自殺について尋ねることは抵抗を感じるかもしれません。その質問がかえって状況を悪化させるのではないか、と不安に感じることもあるかもしれません。しかし、声をかけることそのものに大きな意味があるのです。もし、あなたの周りで気になっている人がいれば、ためらわずに声をかけてみましょう。近くにいる誰かが、あなたの一言を待っているかもしれません。
■ IASP 国際自殺予防デーのキャンペーン資料のページはこちら






