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2024年3月14日【配布申込 受付中】WHO自殺報道ガイドライン 2023年最新版(日本語訳)の冊子について

 

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JSCPでは、世界保健機関(WHO)作成の自殺報道ガイドライン最新版『自殺予防を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識 2023年版』(Preventing suicide: a resource for media professionals Update 2023)の公式日本語訳について、冊子(A4サイズ/フルカラー/全40ページ)を作成しました。メディア関係者限定で、無料で配布致します。

下記のURLより必要部数・送付先住所など必要事項をご記入の上、お申し込みください。
準備ができ次第、順次発送します。

■申し込みフォーム:https://forms.office.com/r/wRbrnZgsYr
第1次締め切り:2024年3月19日(火)正午
■第2次締め切り:2024年4月19日(金)正午


【日本語版序文より抜粋】

『自殺予防を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識 2023年版』は、世界保健機関(WHO)が2023年9月に公表した『Preventing suicide: a resource for media professionals, update 2023』の公式日本語訳です。『自殺対策を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識 2017年版』(いわゆる自殺報道ガイドライン)を、最新の研究動向に基づき6年ぶりに更新したものになります。 

新版では「するべきこと(Dos)」と「してはいけないこと(Don’ts)」をまとめた「クイック・レファレンスガイド」が更新され、自殺を予防する報道の肯定的な影響を指す「パパゲーノ効果」に関する最新の研究についての記載が増えました。メディア報道によるマイナスの影響だけでなく、希望をもたらすプラスの影響についても具体的な事例を引きながら言及しています。インターネットメディア、ソーシャルメディアなどの新しいメディアに関する言及はまだ限られていますが、既存メディアで得られた知見を活かすことができると説明しています。
(中略)
この日本語訳では英語の原文の意味に忠実でありながらも、メディア関係者の方々にわかりやすく使いやすいような訳語を心がけました。一部、直訳すると日本語の意味が通じづらくなる用語についてはかっこ内に原文の英単語を併記しました。本書が、メディア関係者や地域で自殺対策にかかわる関係者、今後メディアにかかわる人材を送りだす教育関係者にも広く読まれ、活用されることを切に期待しています。

いのち支える自殺対策推進センター長
WHO協力センター(自殺対策・人材育成:JPN-99)ディレクター
清水康之


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